[書評] 引き算の子育て ー 子育てで思い悩んでたらお勧めな一冊

今回の書評は子育て本で、「引き算の子育て」を同僚に勧められて読んだので、その紹介になります。

どんな内容の本か?

子育てをしていると「あれもやったほうがいい、これもやったほうがいい」という話にあふれていて、結局何をやったらいいかわからない、ということはないでしょうか?私自身、子供が生まれてから子育て本を何冊か読んでいますが、結局どうすればいいのかわからなくなる時があります。
今回の「引き算の子育て」では「親が先回りしてやることなんてなにもない」ということを二人の有名な教育者がインタビュー形式で紹介してくれている本になります。
子育てはあれこれやってあげたくなることが多いですが、この本ではむしろ何かしてあげることにより、子供が家畜化してよくなく、むしろ余計なことはしないほうがいいということが書かれています。
また、このような考え方に至った経緯なども書かれていて、特に経緯がなかなかぶっ飛んでいるので、面白かったです。

どんな人にお勧めか?

今回は以下のような人におすすめな本になるかと思います。

  1. 子育てについてあれこれ調べて悩んでいる方
  2. 子供に何かしてあげたいと思っている方

特に1のようなあれこれ調べて結局どうしよう?ってなっている方が特にお勧めな気がします。
また、これから何かしてあげたいと思い始めている人も考え方の指針の一つとなると思うので読んでもよいかもしれないと思っています。
ただ、この本はインタビュー形式をとっていることもあり、よくあるハウツー的な教育本とは全然雰囲気が違うので、ハウツー本みたいな本を想像していると「思っているのと違った」となりそうなので、注意してください。

個人的に良かった点

個人的にこの本を読んで良かったこととしては以下の通りです。

  1. あれこれ考える前に子供をよく見るという当たり前のことをちゃんとやろうという考えに至った
  2. あれこれ悩んでも子供が自分ごとに考えなくて良くないという考え方を知った

1は当たり前といえば当たり前ですが、この本を読んで改めて思ったことです。結局子供はいろいろ違うので、その子はどうなのかを見てちゃんと考えることが重要なんだということを改めて感じました。
また、2は子育てじゃなくて部下の教育という文脈にも近い話ですが、結局あれこれ考える必要があるのは本人で、本人が考えることができる環境を用意することが重要なんだということを再確認しました。

終わりに

今回は同僚から紹介された「引き算の子育て」を読んだので、その記事になります。久しぶりにこの手のインタビュー形式の本を読んだおともあり、少し新鮮で面白かったです。
定期的にこのように本の紹介記事を書いてます。もし興味があれば他の本の記事も見ていただければ幸いです。

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