[書評] 継続する技術 ー 習慣を続ける上で何が重要なのか知りたくなったら読む1冊

今回はお正月に習慣を続けていくためにどうすれば良いか?本を読んで勉強しようと思い立って読んだ3冊目の「継続する技術」についての紹介になります。

どんな内容の本か?

この本は習慣化のアプリでよくお勧めされている「継続する技術」というアプリのデータを使いながら「習慣を続けていく上で何が重要なのか」を教えてくれる本になります。
習慣に関する本を読むとやったほうがいいこと、気を付けたほうがよいことがいろいろ紹介されていると思いますが、この手の習慣の本を読んで「結局何が重要なの?」と思ったことはないでしょうか?私は何度もあります。
この本ではアプリのほうの「継続する技術」の実際のユーザーのデータを示しながら、習慣を継続するうえで何が重要なのかを物語形式で教えてくれる本になっています。
アプリのほうの継続する技術を知らない方に簡単に説明すると、習慣を続けていく上で5分でできる習慣に落とし込んで、それを毎日やったかどうかを記録するアプリで、習慣が実行できたと記録するといろいろほめてくれるのが特徴です。
このアプリの累計データ数200万人分らしく、このデータを使って結局どういう習慣なら続くのか?を本で示してくれています。
例えば筋トレの習慣をつけたいと思ったときに「家で筋トレ」と「ジムで筋トレ」どちらが三日坊主になりやすいでしょう?これはおそらく「ジムで筋トレ」のほうが高そうなイメージですが、この本では実際のアプリのデータを示しながら三日坊主になる確率がそれぞれどれくらい違うのかまで示してくれています。
因果効果の検証として正しいかまで踏み込んで考えると、モヤモヤする部分はなくはないのですが、単純な比較ではこんなに違うのかというのが示されるので、納得感は個人的に高かったです。

どんな人にお勧めか?

個人的には以下のような人にお勧めかと思っています。

  1. 習慣をつけたくていろいろ本を読んだけど、結局何をすればいいのかわからない人
  2. アプリの「継続する技術」を使ってみようと思っている人

私自身、本が好きということでいろいろ習慣をつけるのに何をすればいいのか本を読んでよくあるものは知っているつもりですが、じゃあ結局どうすればいいのか?というのを自分に落とし込むことができていませんでした。この本では数値でこれをすればこれだけ効果がありそうというのが示されているので、何を優先的にやればよさそうか分かった気がして良かったです。
また、アプリの「継続する技術」はいろいろなサイトで習慣化のお勧めアプリとして紹介されていることが多いと思います。このため、始めようと思う人もいるかと思いますが、始めるつもりがあるなら一度この本を読むと「こういう意図の機能なのか」と分かる部分があって良いと思います。

個人的に良かった点

個人的には以下のところが良かったです。

  1. 数値で各取り組みの効果を示されている
  2. 重要なことがコンパクトに書いてあってすぐに読める

特に1に関してですが、実際似た目標を立てたときにどれくらい挫折率が変化するのか意識したことがなかったので、そういうものが数値で示されているのは非常に良かったです。
また、いい習慣を始めようと思っている人がまずは本を読んで勉強しようと思うことがあると思いますが、いろいろ書いてある本は勉強になると思いますが、そもそも本の途中で挫折するということがあると思います。(数年前の自分はそうでした)
その点、この本は挫折率の差が大きい部分を短くまとめて紹介してくれているのですぐに読める点が良かったと思います。実際私はこれを読み始めて、合計1,2時間くらいの読書時間だけで読み切れて、もう終わった、ということを思いました。

終わりに

今回は「継続する技術」という「習慣を続けていく上で何が重要なのか」を教えてくれる本の紹介でした。
定期的にこのように本の紹介記事を書いてます。もし興味があれば他の本の記事も見ていただければ幸いです。

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