[書評] 努力は仕組み化できる ー 努力について知りたくなったら読む一冊

ここ最近、習慣についての本を読んでましたが、その関連で「努力とは?」ということが気になってたところに「努力は仕組み化できる 自分も・他人も「やるべきこと」が無理なく続く努力の行動経済学」という気になるタイトルの本があったので読みました。今回はこの本の紹介になります。

どんな内容の本か?

みなさん、「努力ってなんだろう?」と考えたことはあるでしょうか?
私は努力という言葉はよく耳にする言葉だったこともあり深く考えたことはありませんでした。
この本ではこの「努力」を行動経済学などの枠組みで考えて、科学的にどういうものかを説明してくれる本になります。
この本の説明を借りれば、経済学の枠組みで考えると「今」コストを払って「将来」大きな報酬を手に入れるか、「今」ラクをする代わりに「将来」何もえられないか。その「今」支払うことを「努力」と考えることができます。
このように考えて様々な観点で努力についての研究を紹介してくれる本になっています。
この本の特徴的なこととして、こういう特徴がある人はこういうとき努力できて、こういう時は難しいというような話が何個かでてきます。
こういうときに自分はどういうタイプなのか診断するチェックリストがいくつかあるので、自分にあったやり方がどれかわかるようになっています。
これは習慣を作るときにどうしたら良いかの参考になるので個人的には良かったです。

どんな人にお勧めか?

今回の本は以下のような人にお勧めです。

  1. 「努力」って何だろう?と思った人
  2. 努力ということを考えたときに自分がどういうタイプか知りたい人

私自身は「努力とは?」ということが気になって読み始めて、いろいろ勉強になる部分がありました。ただ、努力といい習慣を作るというのが似たような側面を語る部分があるため、習慣化の本をいろいろ読んでいる人に取ってはすでに知っている情報が多いと感じるかもしれません。
また、自分がどういうタイプの人間か?というのを知りたい人も読んでみるとチェックリストを通して自分を理解できるのでよいかと思っています。

個人的に良かった点

個人的に良かった点としては以下の通りです。

  1. 科学的に「努力」をどう考えればいいのか知ることができた
  2. チェックリストを通して自分がどういうタイプなのか知ることができた

特に一番知りたかた努力をどう考えればよいかを行動経済学の枠組みで考えればよいというのが分かって良かったです。
また、何度か紹介していますが、チェックリストがあるおかげで自分がどういう人間なのかを改めて考えるきっかけになったので良かったと思っています。

終わりに

今回は「努力は仕組み化できる 自分も・他人も「やるべきこと」が無理なく続く努力の行動経済学」を読んだので、その紹介の記事になります。個人的には努力について改めて考えるいい機会になりました。
定期的にこのように本の紹介記事を書いてます。もし興味があれば他の本の記事も見ていただければ幸いです。

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