[書評] TAKE NOTES! ー 書き物をもっと速く書けるようにしたいと思ったら読む一冊
今回は最近見ていたYoutubeの動画で紹介されていた「TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる」です。
どんな内容の本か?
みなさん、ブログの記事や論文など何かを書くのに思った以上に時間がかかった、という経験はないでしょうか?私は趣味でブログ、仕事で技術文章を書く必要があるときすごい時間がかかって、「なんでこんなに時間かかるんだ・・・」とよく思っています。
今回紹介するこの本はそんな人向けに記事を書く以前にメモの取り方を工夫することによって、そのメモを活用して爆速に文章を書くやり方を紹介している本です。
この本で紹介しているメモの手法は「ツェッテルカステン」という方法で、このメモの手法を提案したニクラス・ルーマンは30年間で、ルーマンは58冊の本と数百本の記事を発表したというとんでもない記録の持ち主だそうです。
このメモの仕組みを使うと普段の何気ない覚書や読書メモなどあらゆるメモを一つにまとめて管理でき、それを活用して様々なアイディアをまとめることができます。このアイディア集を使うと、ブログ記事などの書き物を真っ白な状態から書くという状態がなくなり、素早く記事を書けるようになるとのことです。
この本を読んでこの早速私もツェッテルカステンでメモを管理するべく、この前notionに環境を作りました。
どんな人にお勧めか?
この本は以下のような人に向いているのではないかと思っています。
- メモがいろいろなところに散らばっている人
- 真っ白な状態から記事を書かないといけなくて悩んだ経験がある人
私はどちらも当てはまるのですが、特に1がひどい状態で、本の感想はkindleのメモ、論文の感想はZotero、それ以外のメモはnotionにバラバラに管理されているという状態でした。さすがにこれじゃあ、まずいということで先ほど書いた通りnotionにツェッテルカステンの環境を作りました。
個人的に良かった点
個人的によかったのは以下の点です。
- メモがバラバラなのはもったいないということに気が付いた
- メモをまとめる方法としてツェッテルカステンというものがあることを知れた
特に1に関して、漠然とまずい状況であることは認識していましたが、この本を読んで明確にもったいないということに気が付き改善する機械を得られたのは非常によかったと思っています。
終わりに
今回はTAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる」を読んだのでその紹介でした。今後もこのように本の紹介記事を書いてます。もし興味があれば他の本の記事も見ていただければ幸いです。