[書評] 入社1年目の教科書 ー 新入社員じゃない人も一度は読んでほしい一冊
毎週月曜日の恒例の書評回です。今回は「入社1年目の教科書」です。前に一度読んでいたのですが、最近読み返して良い本だなともったので今回記事にしてみました。
どんな内容の本か?
この本は社会人にこれからなる人、なってから間もない人向けに著者が培ってきた仕事に臨む姿勢を紹介している本です。
50個のアドバイスとなぜ著者がそのアドバイスが重要だと思うのかを著者の経験とともに紹介しています。
紹介されているアドバイスとしては例えば「予習・本番・復習は3対3対3」というものがあります。
これは会議に関するアドバイスです。意識していないと会議は何を話すものか知らないまま、会議をし、そのまま終わるということになりがちです。
理想的な会議は事前にレジュメや資料を全員に配布し、会議のテーマを共有、そのうえで会議をして終了後に何を合意したのかなどを議事録に書き留めるということろまでやりましょう、というようなことが書かれています。
当たり前だろ?っと思いがちですが、よく考えてみるとこのような当たり前についてまとまって書かれている本はあまりない印象です。
このため、特に社会人1年目の方は一度この本を読むと参考になると思います。
また、中堅くらいの方もこの本を読んでみると、社会人になりたてのころは気を付けてたけど、今はできてないというものがいつくか出てくると思います。
このため、気を引き締めるためにも読んでみるのは良いかと思います。
注意点としては参考になるアドバイスもあると思いますが、全部が全部実践しないとダメだみたいに思わないほうが良いと思います。
社会人1年目で気を付けておくと良いものは多いですが、一方で自分には合わないと思うアドバイスもいくつか出てくると思います。
そういうものは無視して、合うものだけ聞くようにするとよいと思います。
どんな人にお勧めか?
個人的には以下の方にお勧めです。
- これから社会人になる方、社会人になったばかりの方
- 最近たるんでいるかもしれないと持っている方
先ほどもも紹介しましたが、これから社会人になる方、社会人になったばかりの方は一度読むと良いと思います。特に学生のころの感覚でいると困ることがたびたび出てくると思うので、社会人としてどういう考え方を持つべきかを知るために読むことをお勧めします。
また、社会人になりたてじゃない方も読んでみると、「こういうことを気を付けないといけなかった」ということを思い出す良いきっかけになると思います。
個人的に良かった点
個人的には以下のものが良かったです
- 社会人として意識しないといけないポイントが分かった
- 昔は意識してたけど、最近忘れてたものを思い出せた
この本のおかげで社会人として気を付けないといけないポイントがまとめてわかるので非常に良かったです。
また、先輩などに注意してもらって昔は意識してたけど、今は忘れていたというものを思い出すのにも良いきっかけになりました。
終わりに
今回は「入社1年目の教科書」を読み返したのでその書評回です。
昔読んだ時も良い本だな、と思ったのですが、社会人になってからしばらくたっている自分にとっても良い本でした。
今後も昔読んで良かった本を読み返してみていくつか紹介できればと思います。
毎週月曜日はこのような感じで読んだ本の書評を記事にしているので、他の本の記事も読んでいただけると幸いです。