[書評] 英語は10000時間でモノになる ー これまでの英語学習じゃだめだと思った時に読む一冊
毎週月曜日の恒例、読んだ本の紹介回です。今回は「英語は10000時間でモノになる ~ハードワークで挫折しない「日本語断ち」の実践法」を読んだので紹介します。
どんな内容の本か?
この本は、英語を学習するうえで、とにかく英語ができるようになるために今までにあまりなかった「日本語を使う時間を減らし、代わりに英語を利用する」ということを目指した本です。
もう少し具体的に言うと英語を利用する時間を増やすことを目指して、いつの間にか10000時間英語の勉強をしていた、というような状況を作るにはどうすればいいのか?ということに対して、筆者が実践してよかった9個を紹介しています。
本のほうにも書いていますが、英語を”勉強”として扱っていると時間を増やすことは大変です。そこで筆者は日本語を使う時間をいかに短縮するかを考えたといいます。この際のコツとして9つのテクニックを紹介しています。
たとえば、本を読むことが趣味の人は英語の本を読むなどです。ただ、ここまでは他の本でも紹介していることがあると思いますが、この本では英語の本を読むとき最低限何をわかっていればいいかと、何はわからなくてもいいのかをかなり細かく説明してくれています。
この結果、わからなくてもとにかく読み進められるようにし、楽しく英語の本を読めるようにするということを教えてくれています。そして、楽しく英語の本を読めるようになることによって結果として楽に英語を使う時間を増やすことができます。
どんな人にお勧めか?
次のような人がおすすめかなと思います。
- 一般的な方法で英語を学ぶことをあきらめた人。
- 英語を使う時間を増やす方法を知りたい人
特に1のような英語をできるようになりたいけど、今までいろいろな方法を試して挫折した人は読んでみてもいいかもしれません。
個人的に良かった点
この本で個人的によかった点は以下の通りです。
- 英語を学ぶために日本語を使う時間を減らすことの重要性とやり方
- 英語で本を読む際のポイント
特に1つ目に関しては著者と同じように今までは英語を学ぶ時間をうまく増やせなくてどうしようか、と思っていたところなので非常に参考になりました。
ちなみに、この本で本の書評を英語で書くことも勧めていたのでこの書評も試しに英語で書いてみました。ただ、それを翻訳したものを使おうかとも思ったのですが、さすがにまだいい英語になっていないせいか、翻訳した日本語もひどかったので精進しようと思います。
終わりに
この記事では「英語は10000時間でモノになる ~ハードワークで挫折しない「日本語断ち」の実践法」を紹介しました。
ちょうど英語の勉強をどうしようと思ってたところだったので個人的には非常に役立ちました。
この記事がみなさんのお役に少しでも立てば幸いです。