[書評] 付加価値のつくりかた ー 価値のある仕事ができているか不安になったらまず読む一冊
月曜日ということで今回は書評回です。
今回は、「付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質」という本を読んだので、その感想を紹介します。
どんな内容の本か?
先日「キーエンス解剖」を紹介しましたが、今回の本はそこでも触れられていた付加価値に関して、ビジネスにおいて如何に重要かを元キーエンスの著者が説明している本になります。
この本を読むことで、付加価値というものが何を指しているのか、付加価値とムダとの違い、お客様における価値、付加価値の伝え方などについて学ぶことができます。
特に印象的な点としては何かを作るのにかかった時間は「人の命の時間」であり、「働く人の命の時間が生み出す付加価値を最大化する」ということが如何に重要であるかを伝えていた部分です。
付加価値について勉強しようと思って読み始めた本だったのですが、それと同じくらい働いている時間が重要なものを消費していることを意識させられた本でした。
どんな人にお勧めか?
すべての社会人に一読をお勧めしますが、特に以下のような方には、自分や周りの人たちの仕事の価値を考える良いきっかけになると思います。
- 自分に価値のある仕事ができているか不安な人
- 価値ある仕事を部下にさせてあげられているか不安なマネージャー
私自身、新社会人のころは「価値のある仕事ができているか不安な人」に当てはまっていました。また、今ではマネージャーになり、チームメンバーに価値を感じさせられる仕事をさせてあげられているかが不安になるときがあります。
この本を読んで改めて付加価値を考えるきっかけになりました。
個人的に良かった点
先ほども上げたところ以外にも個人的に良かった点はいくつかあります。例えば、
- BtoBtoXの際、お客様の価値とその先にいるお客様への価値を分けて考える重要性を学べた
- 自分の仕事をどのようにお客様に説明すべきなのかの指針を得られた
私自身、お客様に成果を報告際、成果をどのように伝えればよいかに毎回悩まされます。この本を読むことでどのように考えて、どのようにお客様に伝えれば良いかの一例がわかったので、個人的には非常に良かったです。
終わりに
今回は「付加価値のつくりかた」を読みました。この本は以前紹介した「キーエンス解剖」を読んだ話を同僚に言ったらこっちも良かったと教えてもらった本です。素晴らしい本を紹介してもらって非常に良かったです。
「キーエンス解剖」の書評はこちらにありますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
todo
これからも、毎週月曜日に読んで良かった本を紹介していきたいと思います。