[書評] キーエンス解剖 最強企業のメカニズム ー キーエンスの強さの秘密を知りたい人へ
今日は毎週月曜日の恒例、書評回です。今回は先日「キーエンス解剖 最強企業のメカニズム」を読み終えたので、今回はその感想になります。
どんな内容か
タイトルの通りキーエンスについての紹介本です。特に営業部門と社風、創業者に関してを中心にキーエンスという会社がどういう会社なのかを著者の記者が関係者に話を聞いて書かれています。
特に営業部隊の紹介が個人的に印象的でした。例えば商談レベルを引き上げるために毎日ロールプレイをしているだとか、お客様とあったらその内容を報告する「外報」を書いて社内で共有するとか、営業ではないので、しらないだけかもしれませんが、そこまでやるのか!?ということがいろいろ書いてあります。
一方、営業部門以外の部門に関しては、私が読み飛ばしていなければなかったと思います。そのため、キーエンスの全体像まではそこまで分かった気にならない印象です。
どんな人におすすめか?
個人的には以下のような人にはおすすめだと思います。
- キーエンスという会社がどういう会社か知りたい人
- 営業を行っている人
- 経営に近いポジションの人
2,3に関してはキーエンスで行われていることで自分で使えるところがないかを考えながら読むと良いかと思っています。(凄過ぎて真似できないという部分が多いかもしれませんが)
個人的によかった点
個人的に読んでと買った点としては以下の通りです。
- すごい会社ということしか知らなかったキーエンスがどうすごいのかその一端が知れた
- 営業が強い会社の営業部隊が何をしているのかの一端が知れた
特に2のキーエンスがどういうことをやっているかは、自分が営業ではないので知らない部分も多く参考になりました。今まではお客様とお話して、その内容の議事録を書いて共有してた程度ですが、もっといろいろ共有したほうが良いことはありそうだなということを思いました。
終わりに
今回は「キーエンス解剖 最強企業のメカニズム」の紹介でした。個人的には営業が強いとはどういうことかが知れて非常に勉強になりました。
毎週月曜日にこのような感じで読んで面白かった本の紹介記事をあげていきたいと思います。